「爆弾低気圧」の影響はビニールハウスにも

| コメント(0)

【4月3日からの暴風被害に係る農業生産資材等の確保等について(新潟県)】


平成24年4月3日からの暴風により、県内の幅広い範囲に及ぶ水稲育苗ハウス、園芸ハウス等の被害が発生し、現時点で把握できているだけでも 4,000棟を超え、今後も増加が懸念されます。

 このため、県では、今後、水稲育苗が本格化する時期を控え、復旧作業に支障をきたすことのないよう、農業用フィルム、パイプ等の資材について十分な量を確保するとともに、地域による過不足が生じないよう調整いただくよう、県内の生産資材供給関係者に対し、4月5日に要請しましたのでお知らせします 。

1 ハウス被害の状況(4月5日15時現在)
  水稲用育苗ハウス 3,238棟(村上市ほか21市町村、うち大破415棟)
  園芸ハウス     905棟(新発田市ほか19市町村、うち大破64棟)
  合  計        4,143棟(うち大破479棟)

2 要請先
(1)生産資材関係
  アークランドサカモト株式会社、株式会社コメリ、株式会社ひらせいホームセンター、全国農業協同組合連合会新潟県本部、全国農業資材商業会新潟県支部 (敬称略、五十音順)
(2)種苗関係
  新潟県種子協会、一般社団法人日本種苗協会新潟県支部 (敬称略、五十音順)


日本の気象用語では使われていないけど、海外では「meteorological "bomb"」という表現が用いられていることから、そのまま「爆弾低気圧」という表現が使われている、急激に発達した低気圧。先日これが襲って大きな被害をあちこちにもたらしたわけだけど、その爪痕を知ることができる情報の一つがこれ。

これから本格的に利用する時期という時に、これだけ大きな被害が生じるは、結構どころではない痛手。しかもこれ、新潟県だけの話だからねえ。他の地域も多かれ少なかれ似たような状況だろうし。

ちなみに今回の「爆弾低気圧」については昨日気象庁から【平成24年4月2~3日に急発達した低気圧について 】って形で説明が行われている。「非常に稀な事例」なんだそうな。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2012年4月 7日 08:44に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「105円でスクリーンセーバーを作動させない仕組みを創る」です。

次の記事は「「高知県、地下シェルターで津波対策検討へ」との報道」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30