YouTubeの「お勧め」ロジックに変化が起きたようだね

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これまで、YouTube のアルゴリズムが推奨動画(動画再生ページの関連動画や、YouTube サイトのそれ以外の場所でのおすすめ動画)を選択する基準となっていたのは、動画を視聴するためにクリックした人の数でした。これは、チャンネルの順位を上げるのに役立ちましたが、誤解を招くサムネイルなどの問題が原因で、他に魅力的な動画があっても上位に掲載されていませんでした。

2012年3月14日からは、推奨動画のアルゴリズムの基準として、個々の動画がクリックされた回数よりも、どの動画が長時間の視聴につながっているかが考慮されます。視聴者にとっては、より楽しめるコンテンツに遭遇できるという利点がありますが、動画の作成者にとっても、熱心な視聴者を集めるのに役立ちます。

●動画作成者への影響
動画をクリックした人がクリックした後も長時間視聴するような動画は、関連動画やおすすめ動画のセクションの上位に表示されます。これは、何年も前から YouTube の動画で多くの人気を集めてきたか、動画のアップロードを最近始めたばかりかにかかわらず、すべての動画作成者に当てはまることです。

動画がおすすめとして取り上げられるようにするには、最適化のヒントと下記の「よくある質問」を参考にしてください。

●理由
YouTube のアルゴリズムによって推奨動画(関連動画とおすすめ動画の両方が該当します)が選択されるときに、今後は、その動画をクリックした視聴者の数ではなく、その動画が長時間の視聴につながり、視聴者を引き込んでいるかどうかが基準となります。人々に愛され、何度も見たくなるような動画を作成すれば、 YouTube の関連動画に取り上げられることが増えるので、視聴者層の拡大に役立つでしょう。

●関連動画とは何で、この変更は動画作成者にどう影響するのですか。
関連動画とは、動画再生ページ上で再生されている動画の横に表示される動画のことです。アルゴリズムの変更により、今までとは異なるタイプの動画が表示されます。動画作成者への影響としては、自分の動画が関連動画に掲載される回数の増加または減少があります。詳細については、ヘルプセンターの「おすすめ動画」もご覧ください。


数日前からYouTubeで上げていた動画の再生回数に明らかな変化が見られたので、色々と探っていたところ、こんな変更が起きていたってことを知る。要は映画やドキュメンタリーのような、長時間(視聴される)動画ほど、さらにアクセスされる傾向が高まるという話。

どちらかというと「人々に愛され、何度も見たくなるような動画」云々ってのはこじつけに近いモノがあり、むしろ昨今積極的に導入されている、テレビ番組や映画のスポンサードな映像をもっと観てほしいための施策な気がする。「誤解を招くサムネイルなどの問題が原因」云々とはあるけど、動画の長短とは関係ないものねえ。

ひとつの傾向として、記録映像的なものは敬遠される感じ。当方の上げているものはまさにそれだから、ちょっとがっかりなところ。仕方ないけどね、こればかりは。

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このページは、不破雷蔵が2012年3月18日 08:12に書いた記事です。

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