Windows版『太平洋戦記3 最終決戦』、4月28日発売

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【太平洋戦記3コーナー】







↑ 『太平洋戦記3 最終決戦』
↑ 『太平洋戦記3 最終決戦』


本ゲームは1996年の『太平洋戦記』から始まり、12年間続いた太平洋戦記シリーズの最終作です。
前作に比べ登場兵器数が2倍以上に増加している他、前作には無かった甲標的による港湾攻撃、風船爆弾による米本土攻撃、ドーリットル空襲などの新ルールを満載。ゲームの操作性やCPU側の思考も大幅に強化されています。
前作で好評だったエディタ機能も強化され、オリジナル兵器の作成やエディット中のセーブなども可能です。


■『太平洋戦記』シリーズの集大成、遂に登場!■
『太平洋戦記3』は太平洋戦争の開戦から終戦までを1ターン=3日の規模で再現する戦略SLGです。

ゲームには日、米、中、ソ、濠の他に満州、タイ、仏印、蘭印、満州、ビルマなど15カ国が登場。ゲームマップはインド洋からハワイまでの広大な範囲を網羅しており、根拠地数は293箇所に上ります。また進め方次第で米本土やパナマ運河、マダガスカル、大西洋でも戦いが繰り広げられます。

プレイヤーは日本陸海軍を指揮するだけでなく兵器開発や資源採掘、兵器生産、徴兵、外交、占領地での治安維持など戦争指導の全てを行います。


■史実の再現性と歴史のifを両立させるゲームシステム■
本ゲームではデータの緻密さだけでなくゲームシステムも洗練され、ビルマやインドネシアにおける親日政権樹立、外交による連合国との和平交渉、相場による貿易への影響、工場の操業率変更、国家による士気の差別化、敵陣地に対する破砕射撃、航空機の自然損耗、ドイツへの潜水艦派遣、訓練による搭乗員練度向上、不穏分子の摘発、気温による地表の凍結や泥濘、レーダーなどの科学技術開発、上陸作戦時の機雷掃海、船団の之字運動と対潜哨戒、米国への風船爆弾攻撃、酸素魚雷による遠距離雷撃、工兵による地雷埋設と除去などのルールを満載し、太平洋の戦いをリアルかつ多角的に再現。

また仮想戦記ファンのために満州や樺太での油田探索、富嶽やキ91による米本土爆撃、伊400潜によるパナマ運河爆撃などもルール化。プレイの進め方次第で欧州情勢が変化し「フランスが降伏しなかったら?」「独ソ戦が起きなかったら?」など様々な状況が展開されます。

加えて登場兵器の史実解説や実測値を見る事のできるデータベース機能、船団の航路データや物資移動データのセーブ/ロード機能、コマンド毎の自動セーブ、艦船の積荷搭載パターン記憶などプレイを円滑に進めるための機能を多数搭載。更に艦船の竣工や沈没、戦闘結果、根拠地占領などを自動的に記録する履歴保存機能を使えばプレイヤー自身の戦史を残す事ができます。

シナリオはキャンペーン3本とショート9本の計12本で、史実シナリオの他に歴史のifを追求した架空戦シナリオや物資備蓄量が豊富な入門者用シナリオも収録。「もしも宣戦布告が真珠湾攻撃に間に合っていたら?」というオプションも選択できます。


■ノモンハン事件より始まるロングキャンペーンシナリオを収録■
本ゲームでは真珠湾攻撃から始まるシナリオの他に、1939年のノモンハン事件から始まり最大995ターンに及ぶ壮大なキャンペーンシナリオを収録しています。

シナリオ開始時の米英は中立国なので貿易により日本の国力を蓄えつつ軍備を拡張していきますが、ノモンハン事件をソ連との全面戦争に拡大させたり米国参戦前に中国や英国を屈服させる事もでき、自由度の高い展開が楽しめます。また仏印進駐や対日禁輸措置、ハル・ノートなどもルール化しています。


■収録シナリオ(一部)

シナリオ2「第1段階作戦」
開戦劈頭に於ける日本軍の破竹の進撃を扱ったシナリオで、日米開戦から南方攻略戦の終了までを再現。
本シナリオでは洋上艦隊および在泊主力艦の初期配置を変更できるので、空母機動部隊を南方攻略戦に転用したり長門以下の戦艦部隊で英東洋艦隊との決戦に臨むなど、様々な状況を作る事が可能。

シナリオ5「ライジングサン」
「もしも日本海軍の悲願であった八八艦隊が完成していたら?」という想定の下で太平洋戦争を再現する仮想戦キャンペーンシナリオ。
対する米国も3年計画による戦艦の大量建造を行っており、太平洋を部隊に戦艦同士の激闘が繰り広げられる。なお八八艦隊の16隻は全て完成しており戦艦、航空戦艦、空母に変更する事も可能。

シナリオ6「帝国国防方針」
1939年のノモンハン事件から始まる本ゲーム最大のキャンペーンシナリオ。
ノモンハン事件を拡大してそのままソ連との全面戦争に突入したり、米国の参戦前にビルマやインドに侵攻する事なども可能。
プレイヤーの判断次第で歴史の流れが変わるため、多種多様な展開が楽しめる。


【動作環境】
対応OS:日本語版WindowsXP/2000/Vista/7
CPU :PentiumⅢ800Mhz以上(Pentium4-1.0GHz以上推奨)
メモリ :96MB以上(128MB以上推奨)
HDD :800MB以上の空き容量が必要(セーブデータ含まず)
ディスプレイ:1024×768ドット Full Color
ドライブ:2倍速以上のCD/DVD-ROMドライブ
サウンド:GM規格対応のMIDIデータを再生可能な
     音源が必要(BGMなしでもプレイ可能)
解説書(PDF形式)を見るためにはAdobe社の「Adobe Reader」がPCにインストールされている必要があります。

標準価格9,800円[税込価格10,290円]
発売日2012年4月28日(土)


先日リリースが届いたのはいいけれど、ボリュームが多過ぎて全部載せるのもアレなのでかいつまんで(それでこれかい)。「最後の」ってのが結構気になるけど、これまでのシリーズで「こういうことができればいいんだけどな」という類の機能やシナリオが結構入っていて興味深い。

最大の弱点はといえば。プレー時間が長すぎるのと、それでものめり込み始めると止まらないことなんだなぁ、このタイプの戦略級ゲームってのは(過去の作品で結構それやらかしちゃってるもので)←ぜいたくな悩み。

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2012年3月27日 13:07に書いた記事です。

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