【更新】ドイツの太陽光発電政策、大きな方針転換...買取価格の大幅引き下げ法案可決

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【買い取り制度の廃止で大きく揺らぐ、ドイツの太陽光発電市場の現状】【買い取り制度の廃止で大きく揺らぐ、ドイツの太陽光発電市場の現状】などで伝えた、ドイツの太陽光発電周りの政策方針の転換の件。法案が可決されて確実なものとなった。

結局助成金や高値買い取り制度ってのは、技術の進歩でコストパフォーマンスが向上するまでの支援、先行投資のようなもの。でもその期待に応えられるような技術の進歩スピードが出せず、結局お財布事情が立ち行かなくなったという次第。

見方を変えてみる。この「固定価格買い取り制度」で費やされた国費を、半分でもいいから太陽光発電の効率向上のための研究開発に充てていたら、どこまで進歩したかな。ゲームでは無いのだからお金を投入すれば必ず成果が得られるわけではないけれど、研究費があれば人も雇えるし研究ラインも増やせる。やり方によっては競争させて、良い成績を挙げたところには報奨金などの特権を与えても良い。

普及させるという点では一つの正解だったかもしれないけどね。ちょっと早すぎ・規模が大き過ぎたのかもしれない。国際情勢、周辺諸国の動向の変化という変動パラメーターも一因なんだけどさ。

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このページは、不破雷蔵が2012年3月30日 16:42に書いた記事です。

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