【更新】「消火器」は「火を消す道具」、「余震」は「あとから来る地震」...外国人にも優しい災害時の日本語を提供

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[外国人にもやさしい災害時の日本語/弘大]
【弘前大学人文学部 社会言語学研究室(携帯版)】



1995年1月17日の阪神・淡路大震災を契機に、日本に来て間もない外国人にも理解できる「やさしい日本語」の開発や研究を進めている弘前大学人文学部社会言語学研究室(佐藤和之教授)が、「やさしい日本語」版災害基礎語(ご)彙(い)100を完成させた。災害から丸16年となる先月17日から同研究室のホームページで公開しているが、アクセスが多い日には3000件を超えるなど、多くの人が高い関心を寄せている。

「やさしい日本語」は阪神・淡路大震災をきっかけに、日本語や英語を十分理解できない外国人に避難情報や救援情報が伝わらないという二重被災を防ぐため佐藤教授が発案、ガイドライン作成などの研究を進めている。

完成したのは阪神・淡路大震災、日本海中部地震(83年)を経験した小学生の文集を基に、子供でも使用頻度の高い100語を集めた「外国人用地震災害基礎語彙100」を活用。この100語を易しい日本語で表し、五十音順に並べ替えた。


先ほどの余震でラジオを付けた時に、たまたま耳に入ってきた話。後半部分だけだったので肝心な固有名詞が分からず探すまでに四苦八苦したけど、どうにか見つけることが出来た。確か数年前にこのプロジェクトの話が新聞か何かに載っていた記憶もある。

リンク先を見れば分かるけど、最近では各種パンフレットや語彙集も提供されている。自治体やポスターも積極的に活用すべきだよね、こういう情報は。

......あー。あと。PDFファイルだけじゃなくてグラフィックなり他の手法での提供もするといいと思うんだけどなぁ。ピクトグラム的なものもあるとなおいいのだけど。

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このページは、不破雷蔵が2011年4月14日 08:07に書いた記事です。

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