[追加]中国国営放送が流した中国製戦闘機「殱10」の雄姿、実は「トップガン」からの流用(説)

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【中国製戦闘機のニュースに 「トップガン」映像を流用か=中国国営TV】


中国国営テレビ(CCTV)が23日のニュース番組のなかで放送した、中国空軍の軍事力を誇示する映像に、米ハリウッド映画「トップガン」のシーンが盗用されている疑惑が浮上している。

盗用されたとされる映画のシーンは、ゴールデンタイムに放送されたニュース番組の中で、中国空軍の戦闘力をアピールする映像の中で使われていた。映像は、中国軍が独自に開発したとうたうステルス戦闘機「殱10」がミサイルを発射し、目標に的中させるという内容だ。

しかし一部の映画ファンは、「この戦闘シーンには見覚えがある」とTV映像に疑問を抱いた。後にネットユーザーにより検証されたその映像は、映画「トップガン」でトム・クルーズが操縦する米軍機F-14に目標が撃ち落とされるシーンと酷似していることが判明。「破片の形や飛び方から、炎や煙の様子まで、すべてが同じだった」と、ネットユーザーは指摘する。


動画のコメントも荒れ放題で、視聴回数と比較するとその異様さが分かる。後半部分で動画を再生させた上で該当部分で止めているシーンが映し出されているけど、確かに破片部分まで瓜二つ。

今件については、どうもかなりピリピリしているようだね(どこが、かは各自考えよう)。「説」と一応題名にはつけておいたけど、あそこまで一致するのはそれこそ「猿にキーボード叩かせてシェークスピアが完成する」くらいなもので。よりによってこれを「国営放送が」しかも「話題の最新鋭ステルス戦闘機」の話でやっちゃったものだから、タマランチ会長。同国の報道姿勢がうかがえる......というか、「殱10」って実在するのか、という話にまで

でもあまり人のことは笑ってられない(いや、これ自身も笑ってないけど)。【エジプトの動向を動画で探る】でも触れているけど、先日の【テレビ朝日でのねつ造事件】は記憶に新しいし、テレビや新聞では「予算審議を野党がボイコットしたので仕方ないから政権与党が審議を進めた」と先週末伝えられた件(【民主 予算案の審議進める構え】)も、実の所はまったく逆で、現行政権政党の騙し打ち・強行審議で報道内容は真逆なことが判明している(【民主党は「審議拒否をせず日本のために審議に協力するように」と自己正当化しマスコミを通じアピールし、各種ニュースで「野党が審議拒否」と報道されている。】)。

どこぞの「平成の脱税王」たる鳩頭な人が「野党が情報クーデター云々」発言をしてたけど、むしろ現行政権政党とテレビや新聞がそれをやってるような状態だからね。あるいは中国の真似を彼らはしているのかもしれない。その方が納得がいく。


★追加記事:
どうも記事執筆時の検索過程で違和感覚えたので調べなおしたところ、元記事はJ10と、先日公開されたJ20をごっちゃにしてるらしい。というわけで、ステルス部分の文面は削除。

【CCTV passes Top Gun footage as J-10 exercise video : Our J-10 pilots fly like Tom Cru 】経由で元の放送も見つけたので掲載しておくね。よもや元記事の、さらに元記事までさかのぼらねばならないとは......大変な時代になったものです(^^;

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このページは、不破雷蔵が2011年1月30日 17:43に書いた記事です。

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