コンビニでは本が売れなくなってきているようだ

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しばし前に到着した【2010年版『出版物販売額の実態』】をようやく精査開始。これから頭の中で色々数字を組みかえて、グラフ化して、記事にする作業に入るんだけど、とりあえず気になったこととして一つだけ。コンビニでの本の販売額が急激に減少している。コンビニの数そのものは増えているので「売る場所が減ったから総額が減った」というわけじゃない。1店舗当たりの販売額も減少中。

【新聞や雑誌の買われ方はこの10年でどのように変化したのか......週刊誌や雑誌、書籍の支出額をグラフ化してみる(追補編)】にもあるように、コンビニの主力販売本である雑誌は、家計単位での販売額が落ち込み真っ最中。【ビジネス・マネー系雑誌の部数変化をグラフ化してみる(2010年7月~9月データ)】などにも示されているように、コンビニの雑誌棚で並べられている雑誌群の販売割合も芳しくない。

さらに【ツイッターで】「コンビニに置かれているような本の需要が減退しつつある」「コンビニに置かれているような本の多くは、コミック廉価版、ファッション本、週間コミック、なにかのHOWTO本で、ネットで得られる情報が多いし、『どうしても欲しい』というレベルの情報が載っているのも多くない」「コンビニでしか買えないものも無い」「付加価値のなさ、流通ルートの変化、情報の陳腐化、で結論づけられそう」という話を聴き、確かにその点もあるかなぁと。

てっきり「小規模書店が減る中で、コンビニがその代替になりつつある」と思っていたんだけど、事情はもう少し複雑そう。売り場が云々っていう話じゃなくて、雑誌そのもののニーズもあわせた「商品」の方に問題がありそうな気がする。

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このページは、不破雷蔵が2010年12月 4日 18:09に書いた記事です。

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