吉野家は変わりつつあるのかな

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本家で【吉野家最多時代は過去のもの・牛丼御三家の店舗数の推移をグラフ化してみる(2010年8月版)】【牛丼御三家の営業成績をグラフ化してみる(2010年8月版)】と、牛丼店舗について連続して記事にした。まぁ、前回から半年経ったしキリがいいかなというのは理由の一つだけど、もう一つは記事中でも触れた「吉野家の組織改定が2月に行われてから、ちょっと変わってきてない?」という雰囲気が感じられたため。

フリカケや【「吉野家牛肉まん」試食したよ】の吉野家牛肉まん」なんてのはこれまでの吉野家じゃ考えられなかったし、店舗数も今年頭あたりから横ばいを見せているけど、決して新店舗展開を止めているわけじゃない。マクドナルドのように「店舗の整理統合」をしている可能性が高い。

また、今回発売された「牛鍋丼」、そして動画にある「牛キムチクッパ」(リリース上では未発表。一部店舗で試験販売中)にしても、やはり意外性はある。そしてなりよりも「あれ?」と思ったのは、「汁を多めにして汁だくっぽいのをスタンダードにしていること」。汁かけごはん、あるいはつゆだくの牛丼が好きな人なら分かるだろうけど、汁かけ系・汁が多めの丼ものって、「汁をうまく創れば美味しさが食べ終えるまで続く」「普通のご飯ものと比べて食する時間が少ない(半ば飲み込むため→客の回転率が向上する)」「よくかまずに食べることが多く、物足りなさからサイドメニューを頼むことも期待できる」などのメリットが考えられるんだよね。

はてさて「牛鍋丼」「牛キムチクッパ」もあわせ、吉野家など牛丼御三家の動向はどうなることやら……また半年たったら分析してみようかね。

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このページは、不破雷蔵が2010年9月11日 12:57に書いた記事です。

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