【更新】角川グループ大規模改変・HD傘下に4会社体制へ

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[グループ企業再編に関するお知らせ(PDF)]




当社は本日開催の取締役会において、以下4件の当社連結子会社間の合併によるグループ企業再編を、平成23年1月1日付で行なう方針を決議いたしましたのでお知らせいたします。

1.企業再編の目的

メガソフトウェア・パブリッシャーを標榜する当社グループは、既存の出版事業に留まることなく、映像事業、web サイトやモバイルサイトなどのネット関連事業、アジアを中心とする海外展開など事業領域の拡大による継続的な成長を目指しております。この成長を支える当社グループの強みは、好調な出版事業が生み出すコンテンツと、その価値を最大化するノウハウ、プロデュース能力、他に類を見ない事業の多様性にあります。今般の再編は、以下の三点を骨子とし、電子書籍を含めた新たなデジタルメディア時代の要請にも応え、メガソフトウェア・パブリッシャーとして更なる成長を目指すことを目的としております。


物質的には無に近い状態から人の知識や才能をつぎ込んで新たな価値を創造するコンテンツビジネスは、日本だからこそ力を入れねばならない産業。去年の夏くらいには例の計画に対し巷のテレビ番組がこぞって「アニメの殿堂」と揶揄したり、「あの予算をヘリコプターにつぎ込んだ方がいい」と嘲笑した某経済評論家の言を耳にし、「こいつら何も分かっていない」とぶち切れた人も少なくないはず。

今回の再編は、そのコンテンツビジネスを担う一端である角川グループが、図にもあるように統括会社の下の各実働会社を整理統合し、活動しやすくなるというもの。特に注目なのは「角川書店」と「角川映画」の合併。「合併後の角川書店は、出版と映像を融合し、映画の企画・製作から配給までを手がける総合映画会社としての機能も具備した、他に類を見ないコンテンツ・プロバイダーとして、メディアミックスで最高のパフォーマンスを実現する会社を目指していきます」とあるけど、早く具体的な話を見たいねえ。

......もっとも今の日本のトップって「何も分かっていない」人たちが舵を切ってるし、彼らに媚びへつらうマスコミ・評論家がロクでも無い事を風潮を続けてる時代だからねえ。早いところこの「暗黒時代」が過ぎてほしいものだね。

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2010年9月30日 15:41に書いた記事です。

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