「チート」という言葉の意味

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指摘されてみれば確かにちょっと前まではチートって、ゲームのデータを不法にいじったりインチキ技を使って暴虐なことをしたり、理不尽なパワーを使いまわす人などのことを指していた。チートをする人のことをチーターと呼んで蔑視したりとかね。少なくとも良い意味では使われていない。

けれど昨今のラノベ、特に異世界物ではチートという表現はけた外れな、異次元な能力を指すようになって、そこからは悪事を働いて云々という意味合いはまったく無くなっている。実のところ、異世界に元々いた人から見れば、異世界からやってきただけで無茶苦茶な能力や技術、発想を持っているのは、それだけで不正な行為と呼んでも仕方がない気もするけど。

もちろん話の中にはチートな力を使って悪事を働く人物も出てくるけど。チートという言葉そのものにはそういう悪的な意味合いはなくなっているのが実情。指摘されている通り、言葉の意味ってネット界隈ではスピード感あふれる形で変化するからねえ。こういうことは日常茶飯事的なものなのだろう。

やり取りそのものが瞬時瞬時で生じるから、当然といえば当然なのだけど。寿命の短い動物で遺伝子的な変化の実験をする話はよく知られているけど、あれと理屈は同じなんだよね。

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このページは、不破雷蔵が2020年8月20日 08:03に書いた記事です。

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