今年の情報通信白書から色々と

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新形コロナウイルス関連でリソースを食われた関係もあってか、今年の情報通信白書は例年より1か月ほど遅い展開となった。中身はといえば5Gへのプッシュが気持ち悪いほど行われていて、5Gがあれば世界のITはバラ色にしかならない的なハッピーパラダイス状態となっている。気持ちは分かるがそれでいいのか、中国関連で色々と化けの皮がはがれてきて、再編成が求められているというのに。

で、その情報通信白書の中から、本家サイトの記事では使いそうにないけど、色々と目に留まったものをいくつかまとめてツイートしたので、それの覚え書き。まずはキャッシュレス還元制度のあれこれ。制度そのものは6月で終わってしまったけど、その後も新型コロナウイルス関連で非接触が求められる状況となったので、「割引してくれないから現金払いに戻そう」という動きは少数派のようだ。若年層の方が背中を押された人が多いってのは意外ではある。


情報の伝達度合いとかテレワークとか、新型コロナウイルスの流行で数年分がまとめて圧縮される形で到来したような状況が分かるデータが色々と出ている。社会的混乱が生じているのは否めないけど、間違いなく進むことだけは確か。

ただ、弊害がどこまで出て来るのか、不安ではある。例えばテレワークでは職場周辺の日中の需要が減り、自宅周辺が増えることになる。オフィス街とか大きな会社、工場があって、そこの従業員の消費で営業できていた店は大変だろうし、自宅周辺の需要が増えるといっても均一な増え方だから対応するお店が新たにできるというのも難しい。配送系のビジネスがさらに需要大となるのかなあ、と。


一般コンテンツに関して。テレビの市場はいまだに膨大なものがあるよね、とか、携帯電話の料金って高い高い言われてるけど、世界で比べたらそうでもないのでは、少なくとも品質で見比べると、という感じではある。

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このページは、不破雷蔵が2020年8月17日 07:37に書いた記事です。

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