新型コロナウイルス感染症の影響で生じた生活意識や行動の変化

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・感染症影響下において、家族の重要性をより意識したり、地方移住への関心が高まる等、意識の変化がみられる。

・就業者の3人に1人がテレワークを経験したが、さらなる利用拡大には、仕事の仕方の見直しなどが課題。
・子育て世帯の約7割で家族と過ごす時間が増加。夫婦間の家事・育児の役割分担を工夫する動きがみられる


大きな出来事があるとそれに影響される形で社会の意識や生活様式、色々な行動のパターンが変化することがある。けれどその類はまとまった形で統計を取られることはあまりなく、定点観測的な調査の結果の中から見い出していく場合がほとんど。先日の家計調査で袋麺の消費量が増えたとか、そんな感じ。

今回の内閣府の調査は、定点観測を利用し、特別調査を加えて行ったようなもので、色々な意味で価値のあるデータ。新型コロナウイルスの流行という状況下で急激に変化を強いられた人々の思惑や社会行動が色々な形で見えてくる。

社会全体とか仕事とか社会とのつながりとか生活の楽しさの満足度が減ったってのは仕方がない。規制ががっつり生じて好きなことができなくなったんだから。そういう状況もあってか、新しいことへの挑戦をする人が増えているし、家族の重要性を意識する人が増えてる。また、地方への移住希望者も増えている...ってこの辺り、東日本大震災後の心境変化と似ているな、という感はある。

新型コロナウイルスの流行は収まったわけではない。多分この冬には大規模なレベルでの再流行、いわゆる第二派も来るだろう。今回挙げられた色々な話は、どこまで強化積み上げされるのだろうか。

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このページは、不破雷蔵が2020年6月25日 07:22に書いた記事です。

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