「素人でも分かるように」は「自分で理解できるように」さらには「自分が何かメリットを得られ満足できる形で」かもしれない

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往々にして聞き手からの要望の形で聞かれるパターンがある、「素人でも分かるように(説明しろ)」というお話。これ、実際にはケースバイケースなのだろうけど、指摘されている場合とか当方自身の経験則とか、さらには他人のよもやま話も合わせ、多分が「聞き手の私が理解できないとダメだからやり直し」というものだったりする。だからこそ「いちからか? いちからせつめいしないとだめか?」というよつばの有名なセリフがフルスロットルで当てはまってしまうのだけど。

これって極論というか極端に例えると、海外の人の英語による説明に関して「自分は英語が分からないので、まずは英語を教えろ。さもなきゃ日本語で言え」と言っているようなもの。そこまでやる必要がどこにあるのか。その海外の人が最初から日本人向けに説明する意図があったのならともかくとして。


他方、指摘のような「専門家のふりをしているけどちっともわかっていない」というケースもある。これはこれでたちが悪いし、語りに振り回されるのでもっと始末が悪いかもしれない。また、英語を日本語に翻訳して説明しなきゃならないという例にもあるように、前提知識のない人への説明はやたらとコストが跳ね上がるので、費用対効果を考えれば、なかったことにして放置した方がそろばん勘定が合うと判断されることもある。これは当然の話。

さらに一歩進んで、というか一歩悪化する形で、「素人でも分かるように」が実のところ「自分が何かメリットを得られ満足できる形を提示しろ」を意味していることがある。言われていることでは自分は益がない、少なくとも損得勘定の上で了承できない、だから言葉の意味や現状把握の観点では問題ないのだけど、それを認めることができないから、自分の益をのせる形で話を持ってこいとするもの。昨今の政治家や業界専門家の一部が積極的にやる話法だったりするので、気を付けてニュースを見聞きしていればすぐに具体例が分かるはずだよ。

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このページは、不破雷蔵が2020年6月14日 07:48に書いた記事です。

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