アマゾンのレビューとやらせと

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一昔前だとステルスマーケティングという名前で欧米では大きな問題となって、業界団体が作られたけどその団体内でもステマがやられていてそれが発覚して大問題になったというドタバタがあった。昨今ではむしろ中華界隈のステマが浸透しているってのが実情。

中国内の通販サイトだけでそれをやってくれれば構わないのだけど、日本など他の国でもやらかしてくれるからタチが悪い。アマゾンジャパン内でのこのようなステマレビューはYouTubeなどと同様にある意味「汚染」状態にあるし。

個人的に(偏見云々と文句を言う人がいるかもしれないけど)この類の話が中華界隈で絶賛拡大中なのは、彼らにとってこのような行為が正当化されるというメンタリティというか精神構造があるからだと考えている。要は「言葉は通じるのに話が通じない」状態。想定しえない世界の人に、システムのバグを突かれているような感じではある。そりゃ状況が沈静化するはずはない。彼らは当たり前のことをしているだけ、という認識なのだから。

ちなみに指摘されている防衛策のうち「比較が詳細だと信頼度高い」だけど、他製品との比較をレビューに書くと消される可能性が高い。そういう基準があることが公開されている文言にあるし、ネガティブな話だと商品を出している企業側が削除して以下略。

この辺りは結局のところ、やらかしている集団が費用対効果の上で損をするように仕向けて行く、仕組みを作るしか無いのだろうなあ、という感はある。その過程で真面目にやっている人達が巻き添えを食らうのは理不尽でならないけれど。

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このページは、不破雷蔵が2019年10月 3日 07:20に書いた記事です。

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