言葉は通じるのに話が通じない

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例のSF短編漫画での「言葉は通じるのに話が通じないという...これは奇妙な恐ろしさだった」があまりにも有名だけど。こういうケースは残念ながら結構遭遇する事案だったりする。かつてはたまたまだろうとか、そういう解釈もできなくはないかな、と単なる勘違いとか自分の説明不足だと思っていたのだけど、実のところはそうでないパターンが多分ではないかな、と。

言葉を覚え始めた異世界人とか野獣の子供がよく使うような、あるいはいかにも勉強足らずの人が難しい文章を読む状況を表現する時に用いられる、単語だけを拾って語るような、あんな状態だと思えば理解はたやすい。助詞や自動詞のようなつなぎの付属語を読まない、読めない、理解が出来ない。さらに拾ってくる単語も自分の興味があるものに限定されるので、それを抜いたら意味が違うだろうという単語もどんどん抜いてしまう。

これっていくつか原因があるような気がする。直結する原因は指摘されている通り、センテンスをつなげると読めない、理解が出来ない。そしてそういう状況が生じる理由としては、文章を読むのに慣れていない。言葉は分かるけど文章を読み慣れていないので、理解が出来ないという。暗号解読とか他言語の翻訳にも通じる話。特に長い文章を読む機会が減ってるってのは、つまみ食い文化の象徴ともいえるスマホが普及しているのも一因かな、という感はあるけどね。

もっとも話が逆で、元々そういう人は一定数いて、それは避けようが無い状況なのだけど、そういう人でもネット、特にスマホの普及によって容易に他人とのコミュニケーションができるようになり、結果として首を傾げるケースが目に留まるようになった、という場合もあるのだろうけど。

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このページは、不破雷蔵が2019年9月24日 07:57に書いた記事です。

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