「ホタテはヴィーガン食」の話。パンダの「ラーメンは小麦粉と水がベースだから事実上ノーカロリー」「ラーメン二郎は野菜たっぷりだから事実上ヘルシーフード」と同じレベルの気がしてきた。
— 不破雷蔵 (@Fuwarin) 2019年6月29日
タイトルそのままの話、主張がツイッターのタイムラインに挙がってきて、それを真面目に主張している筋があり、開いた口がふさがらなかった昨日の出来事。話によればホタテには痛覚が無いから痛手を覚えることが無いので、食べても問題はないとするロジックによるものだけど、それなら意識の無い動物はすべて良いものとなるし、意識のある無しをどうやって判断するのかとか、寝ている間とか麻酔を打ったらどうなんだろうとか、哲学的な話がぐるぐる頭の中を駆け回る。
それよりも先に直感的に浮かんできたのは、やはり引用しているような件。例のパンダによるパロディ漫画、「ラーメン二郎は野菜たっぷりだから事実上ヘルシーフード」という、無茶苦茶なこじ付けによるネタ話とどれほどの違いがあるのだろうか、という感想だな。
結局、感情移入できるか否か程度の線引きなのかね。
— なかちゃん＠混迷期 (@naki_jr) 2019年6月30日
>「ホタテはヴィーガン食」 https://t.co/60zAlYYxys
指摘の通り、感情移入してしまうと可哀想と思ってしまうので肉食は避けようとの本則があるからゆえの行動であり、その感情移入の線引きが都合のよい解釈によってなされただけのお話。
このへんの話は結局のところ、ネタとして楽しめるか否か。自分で楽しむ、あるいは決心として貫く分にはかまわないのだけど、それを他人に強要してはならないのだよね。目玉焼きに胡椒をかけようとしょう油をかけようとソースをかけようと人の自由だけど、それを他人に強要したらダメでしょ？ つまりはそういうこと。
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