同性婚可能なように民法改正をしようという法案が野党から出たとの話

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立憲民主党、共産党、社民党は6月3日、法律で同性婚をできるよう民法の一部を改正する法案(婚姻平等法案)を衆議院に提出した。同性婚を求める法案は、日本では初めて。

同性婚云々の前に現状での婚姻状態の問題をどうにかした方がいいんじゃないかという人が目に留まるのはなぜだろうとか、ハフポストがこうやって報じるってのはやっぱり選挙対策的な動きへの支援射撃というところなのだろうなあ、という色々な背景考察はさておくとして。

列挙されている内容に目を通しても、受け狙いといかうかその方面の人達にアピールできればいいや、ぐらいの考えしかないだろう、という感想しかない。

日本国憲法第二十四条第一項では「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない」とあります。現行憲法下では同性のカップルに婚姻の成立を認めることは想定されていません。


またこれに関して2018年5月に衆議院で提出された質問書に対する答弁書(答弁第二五七号)として「当事者双方の性別が同一である婚姻の成立を認めることは想定されていない」との答弁も行われています。さらにその答弁書では民放や戸籍法に記載されている「夫婦」とは「婚姻の当事者である男である夫及び女である妻を意味しており、同性婚は認められておらず」とも回答しています。

憲法の改正すら必要になるかと思われるのですが。


で、それ以前に前に似たような話を記事にした際に、色々と調べた記憶があり、それをたどって裏付けを取った上で解説したのが上の文言。

同性婚は世界の潮流云々という話もあるけど、それは例のポリコレ周りと同じようなものだし、生命の維持や社会のつながりの確保、安全のための個人同士の結びつきの観点でということならば婚姻では無く他の概念で対応させればよいまでのお話だし、そもそも提出された法案は憲法違反にすらなりかねないけどその辺りはどう考えているのかな、と。

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このページは、不破雷蔵が2019年6月 4日 07:28に書いた記事です。

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