前歴を語れない契約とか

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指摘されている通り、情報の伝達がまだ限定的で情報発信も個人ベースでは容易では無かった昔においては、ヘッドハンティングされるのを防ぐ目的で、何らかのプロジェクトにたずさわっていてもそれを語ることはまかりならぬ、経歴として用いてはならぬっていう契約があったりする。版元に確認すればSNSではOKとあるけど、それも本来はおかしな話。版権物を使ったあれこれをするのならともかく。

一方で、携わっていないにもかかわらず肩書としてアピールしたり、携わっていることには違いないけどかじ取りとかメインのキーパーソンではないのに中心人物のように語る(事実上の経歴詐称)ってのもあったりする。さらには引き抜きなどを避けるため、ダミーの立役者を会社側が立てて宣伝広報に使うとかね。

情報の性質が大きく異なった今においては、昔の慣習をそのまま引きずる必要も無いのでは無いかな、という気はするのだけど。そりゃ普通のサラリーマンが前職を名刺に書き記すのは変だけど、クリエイター系は自分のしてきたことそのものが自分自身という存在の説明になるのだからねえ。


ただこの辺の話で以前どこかでやったらあかんヨというのがあったなと思って探してみたら、ちょうど指摘している人がおられた。対価無しでの口止めはあかんよ、法に抵触するかもしれないよ、というお話。

正直なところプロジェクトを運用していた企業自身の立場としては、構成員についても守秘義務対象にしたいって気持ちは分かる。けどそれは個々の構成員の勲章をはく奪するようなものだから、相応の対価が必要になるはずなんだよね、そしてその対価をしっかりと計算して払えるようなところなら、そもそも対外的アピールの際に経歴を出した方がいいなと思うような状況、つまり転職など、をする状況にならないよなあ、という気もする。

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このページは、不破雷蔵が2019年5月27日 07:27に書いた記事です。

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