ツイッターは魑魅魍魎ぎっしりな世界

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インターネットは情報の価値、性質を本質的に変えるツールであって、そのおかげで色々と世の中は変わってきている。そしてそのインターネットで利用できるソーシャルメディアもまた、情報の質を大きく変えるものとなっている。

とりわけツイッターは、利用者同士の情報のハードルを低くし、アプローチを容易にしてくれるのが特異なところ。居酒屋で隣に座っている、見知らぬ人に話しかけるぐらいの難易度で、身も知らぬ人、参加している著名人にアプローチができる(相手が読む、さらに反応するか否かは別問題)。さらにその居酒屋で突然、見知らぬ人から声をかけられるかもしれないし、自分が好きなジャンルのタレントを目に留めて声をかける可能性もあるという、よく考えればとんでもない場に違いない。

ツイッターはその類のアプローチが容易にできるようになったツールでしかないので、実のところ世間一般においても、このような事案は発生し得る。発表会で質問者がその筋の権威だったりとか、よくある話ではある。


タイトルにも挙げたように、実のところ世の中ってのは魑魅魍魎が跋扈する世界であって、ツイッターではそれに容易にアプローチできる、されてしまうツールではある。漫画などで見かける、普通の人なら見えないものが見える眼鏡とか能力の持ち主とか、そういう感じ。まさに「無知の知」を自覚できるかどうかで、本質が問われるのかな、という気はする。

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このページは、不破雷蔵が2019年5月13日 07:58に書いた記事です。

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