米国アマゾンでのインチキ医療本の販売停止の件

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これ、先日ニュースとなってあちこちで取り上げられていたけど、個人的な第一印象は、よいことだけど危ういなあ、という複雑な心境。具体的には指摘されている通りで「インチキ話でも刊行されると流布されて信じ込む人が出てくる」「インチキとそうでないものの境界線は誰が決めて、その正しさの担保はどこにあるのか」という相反する問題がばりばり伝説。

ものの良し悪しを販売側が決める。単純に売れるか否かではなく、インチキか否かの判断でということなら、その判断を販売側がゲットしたことになってしまう。例えばアマゾン関係者がインチキ本を刊行したら、それも今回の話同様に販売停止はできるかな、というところだ。

報道の話でもちらほら降れているけど、ある程度配信力、頒布力を持つと、実質的に司法的な力を持つことになる。力を持つ者の義務とされているノブレス・オブリージュを果たせるのか、さらにはそれを当人が果たしていると断じていても、社会全体としてはまったく真逆だったりすることもある。グーグルの「Don't Be Evil」問題なんてのもありました。


日本の場合に限れば取次がボンガボンガ本を卸してくるからどうしようもないってのもある。昔のゲームの抱き合わせ販売と同じ。まあ、指摘されている通り、表現の自由があまりにも拡大解釈されすぎて、それに伴う責任が軽んじられているってのが問題なのだろうねえ。がんなどの治療にかかわるトンデモ本での被害に対し、相応の責任を求められる仕組みを作る、あるいはすでにある仕組みを積極的に履行していくってのが必要のではないかな、と。

...そんなこといってたら今の新聞の記事において、次々とペナルティが課せられてしまうよなぁ、と自分で書いて思ったりもする。

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このページは、不破雷蔵が2019年3月18日 06:36に書いた記事です。

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