知っていてもひっかかる・オレオレ詐欺の実情

| コメント(0)
親族をかたって高齢者らに電話をかけるオレオレ詐欺で、被害者の約3割は金融機関の職員などから詐欺ではないかと声をかけられたにもかかわらず、犯人に現金を振り込むなど金品をだまし取られていた。全国の被害者に対する警察庁の調査で判明した。調査で被害阻止につながりやすい対応例も判明し、同庁は金融機関に協力を求める。

親族、特に子供や孫のふりをして危機を訴え、お金を奪い取られてしまうオレオレ詐欺。東京都内では「母さん助けて詐欺」だとか何とかいう名前に切り替えられたけど、E電と同じ運命っぽい。まぁ、それはともかくとして。

今回の調査は実際に被害を受けた人だけではなく、職員に声をかけられて騙されるところだったけど何とか未遂に終わった人、家族が止めた人、自分で気が付いた人も調査対象として、被害者との違いの比較ができるってのが興味深い。


一次資料をたどって色々と概要を確認したのだけど、いろんな気づきがあるっていうか、なるほど納得させられるところがある。おっとりしていたり、素早い考えが苦手な人は騙されやすいのだろうなあと思いもするし、男性の親族を騙るのは、犯行グループが男性ばかりで、女性のふりをするのが難しいからってのがあるのだろう。なぜ犯行グループが男性ばかりになるのかってのは不思議ではあるのだけどね。

個人的には被害者・被害者予備軍の人達の聴力検査をしてほしいな、と思ったりする。耳が良ければ自分の子供や孫か否かの判断も付きやすいと思うのだよね。

関連記事             

コメントする

            
Powered by Movable Type 4.27-ja
Garbagenews.com

この記事について

このページは、不破雷蔵が2019年2月22日 06:52に書いた記事です。

ひとつ前の記事は「アマゾンプライムのお支払の入力詐欺発生中」です。

次の記事は「歩きスマホの被害者の実情」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

* * * * * * * * * * * * * *


2021年6月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30