電子レンジで老化と文春のステマ広告記事の件

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AGEの信ぴょう性そのもはさておき。豚肉云々の一次資料は Advanced Glycation End Products in Foods and a Practical Guide to Their Reduction in the Diet www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3704564/ 。実際にはベーコン2切れを電子レンジで3分なら9023kU、豚肉の切り身をフライパンで7分なら4752kUとあり、比較対象そのものが別物です。記事の信ぴょう性自身が疑われます。


また冒頭にもある通り今記事は同社ムックの宣伝記事です。大元の文春オンラインでは最後に出典ムックの購入リンクと宣伝コピーが堂々と掲載されています


ツイッターのタイムライン上で指摘があり、元資料を確認してその指摘通りだということで、覚え書きも兼ねてコメントし、そのコメントを引用したのだけど。構造的には文春がアレな健康系のムックを出し、そのムックの宣伝記事を多分にムックからの引用で書き手に語らせる形で作り上げ、それがポータルサイトに一般記事として転載されたという構図。

アレでナニな内容のムックを出すことは百歩譲って表現の自由云々という話があるから許されるにしても。その内容をほとんど転記の形で宣伝記事に仕立て上げ(指摘もしているけど原典の文春オンラインでは記事文末に購入リンクと、宣伝のコピーが堂々と掲載されている)、それをポータルサイトに転送して普通の記事のように読ませる。内容的にもアレなものが一般の報道記事の信ぴょう性であるかのような表示がされるし、第一これは記事云々というより宣伝記事なのだから、ステルスマーケティングとどれほどの違いがあるのか。

色々と問題がある気がする。というか、自社ムックの事実上の宣伝をポータルにさせているのと同じだよな、これ。少し前に「うちの媒体はポータルに転送されるから宣伝効果抜群なので云々」ってことで、高い広告料を取っていた場所が大きな問題になったけど、それと同じ構造だよな。


まぁ、ムックの宣伝な記事そのものもアレなものであることに違いは無い。電子レンジを使うと老化が進むとか食品が壊れるといった、良くありがちな新興宗教的なもの。某社のパンが腐らないのは毒物を使っているからだとか、某社のハンバーガーが安いのはアレな肉を使っているかだという都市伝説レベルの話をそれっぽく見せてインパクトを与えて本を売ろうという魂胆な次第。

色々な意味で問題があぶり出される記事には違いない。

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このページは、不破雷蔵が2018年11月 1日 06:03に書いた記事です。

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