「テレビだからいい加減でいいじゃん」は許されない

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テレビで伝えられていること、新聞や雑誌に書かれていることは多分にフィクションなりフェイクが含まれているから、そのまま鵜呑みにすべてが事実であると信じて疑わず、そのまま自分で試すだなんてとんでもない。大人になればある程度は理解ができるはずなのだけど、子供はそのまま信じこんでしまう。テレビや新聞、雑誌が創作なり思惑が多分に混じっていることなど知る由もなく、教科書や保護者が語るしつけ話と同様の基準で受け止められてしまう。

教育であり洗脳であり、そういうのと同じもの。そもそも生き物は自分の五感で得た情報を知識として経験に積み重ね、今後に活かしていくのだから。その際に取捨選択の基準がしっかりとしていないと、何でも飲み込んでしまう。そう、赤ん坊がそこらに散らかっているものを次から次へと食べようとしてしまうってのと同じ。

今件では酸素欠乏症に関わるお話。テレビなどでそういう場所に潜入するシーンの際に、テロップなり前後してちゃんと精査する場面が必要かなというのは分かる気がする。そういう配慮を繰り返していたら何も作れなくなるとか、番組がうざくなるばかりだとの意見もあり、それも一理はあるのだけど。

最近は制作サイド自身ですらそういうチェックとかやらなきゃいけないことに関する知識が薄いのでは、とかいう心配もあるし、見聞きする方も子供に限らず大人においても「鵜呑みにしたらダメ、フィクションだし」ってのを理解していない人が多い気がするし、そしてそのような状況だからこそ、フェイクを事実であるかのように伝える悪手が広まっているのかなあという気がする。


指摘ではYouTuberとあるけど、今件はYouTuberに限らず動画系の情報発信をする人全部に言えることでもある。メディアの境界線が曖昧になり、誰もが既存メディアと同レベルの発信能力を持ちうる時代では、その情報がどのような領域に広まり、いかなる影響を及ぼすのかを自覚しておく必要がある。「知らなかったよ、そんなの...」では許されないのだな。

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このページは、不破雷蔵が2018年10月11日 07:30に書いた記事です。

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