ウェブ掲載の漫画と回らないお寿司屋さん

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以前紙媒体にしても電子媒体にしても、コミック雑誌は回るお寿司とかセット品のお寿司みたいなもので、自分が欲しいものが単品でしか無いとしても他のものまでまとめて買わざるを得ない状態だという話をした。本当は自分が読みたいものを単品で、それこそ回らないお寿司屋さんのような注文をしたいのだけどね、的な。

無論雑誌による各漫画の断片的な集約状態のメリットは多い。思いもよらぬ作品との出会いを得ることができるし、何となく目に留め続けていたら好きになったというケースもある。新作の提供側も「一見さんでも見てもらえる」というチャンスがある。

ただ、昨今においてはウェブ漫画の展開で単品の作品が気軽に直接読めるようになったことで、「雑誌のような多作品まとめ読みでは無く、単作抽出読みをしたい」との需要がいつの間にか満たされるようになったのではないかな......と自分のブックマークを見て思うようになった。これ、実はまだ一部だったりする。

まぁ、専用ツールを使えば更新時のみに巡回するようにできるのだけど、突然キャンペーンで読める範囲が増えていたりすることもあるので気が抜けない。


また、この類のウェブ漫画ではほぼ100%、閲覧時に最新更新情報としてサイトに掲載されている他作品のことがアピールされているし、注目作やら関連作、中にはアマゾンのように「この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます」的なおすすめまで表示されていたりする。

そういうのとか、ソーシャルメディアで紹介されて気になるのをチェックするものとかが、雑誌における「作品のまとめ買いで気になる対象以外にも目に留まって新たな出会いを得る」機会の代わりになっているような気がする。方法論は随分と違うのだけど、軸はまったく同じ。姿かたちは違うし、関連性に気が付くまではまったく別物のようにしか思えないので、雑誌で無いとダメだと考えている人も多いのだろうけど。

ブックマークなどのように単品で楽しめるのならば、自由に差し引きが可能。まるでバイキング料理を楽しんでいるようなものだな。そして当方に限れば、ウェブ上で読んでこれはとてもいいと思ったら、すぐにアマゾンで注文したり欲しいものリストに加えたりして、実物を手に入れる。さらに読んだもの(で評価に値すると感じたもの)は感想を書いてその良さをアピールする、と。

こういうスタイルを改めて自分でこうやって書き記してみると、読書の様式も随分と変わってきたのかなあ、という気がする。

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このページは、不破雷蔵が2018年6月16日 07:32に書いた記事です。

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