電子書籍やウェブでの公開と、紙媒体での出版との違い

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先日の【ウェブでの無料公開とセールスの問題と】の後日談というかレスに関するお話。これは楽曲系ファイルの収集にもいえることなんだけど、利用する分には問題ないどころかかえって便宜性が高まるのだけど、物理的なアイテムとして存在していないものは、所持欲を満たしてくれない傾向があるんだよね。CDがマイナーな時代となりつつある昨今ではそんなの知らないっていう人もいるのだろうけど、逆にいえばそういう欲を知らないからこそ、流行り廃りが早いというかトレンドが生じにくくなっているのかもしれない。その観点ではCD+握手券ってのは、所持欲を満たす最強の組み合わせなのかもなあと思ったりして。

あと、これは電子書籍に関わる信ぴょう性とも連なる話ではあるのだけど。ウェブや電子書籍では基本的に「他に置いてあるのを読む権利」が得られるのであり、手元に残ることはない。何らかの事情である日突然自分の手元から消えてしまうことがある。無論、紙媒体でも似たようなことはあるんだけどね。燃えたり無くしたり劣化したりとか。けれど、相手の事情によって一方的に消えてしまうのは、理不尽さを覚えるに違いない、と。


この意見もまたあり得るかな、と。ウェブ上や電子書籍の無料公開分で気がついて気に入った人は買うし、気に入ったけど買うまでに至らないほどの魅力しか覚えなかった人は買わない。その境界線は結構あいまいでいい加減だったりするけど、元々立ち読みしかしない人はどんなに施策を凝らしても買う人にシフトすることはあまりない。

そんなんだったら、買いそうに無い人を買うかもしれない人に押し込む施策として無料公開分を削除するよりは、公開し続けて購入者に成り得る人との接触を用意し続けた方が効果はあるということになる。

もっともこの辺りは、例のなんちゃら村の話を考えると、色々と難しいのだけどね。

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このページは、不破雷蔵が2018年5月22日 07:00に書いた記事です。

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