報道の腕章があればだれでも報道関係者

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ツイッターのタイムライン上に挙がっていた報道関係者の腕章。探してみたらもっと安いものがあったのでチェック、と。これをつければ君も僕も今日から報道関係者の仲間入り。まぁ、仮面ライダーの変身ベルトみたいなものだな。今ならガンダムと書いた段ボール箱だっていいけど。

結局のところ報道を名乗るのに何の資格も要らなければ規制も無い。新聞を名乗るのに何らかの判断基準が存在するわけではないってのと同じ。弁護士を名乗るのには弁護士資格を持ってなくちゃダメだよってのとはわけが違う。

まぁ、この辺りは色々と事情がある。これはアリであれはナシとなると、その仕切り目をしっかりと明文化しなきゃならなくなる。では報道を何らかの法的な縛りで区別していいのか否かというと、それはやっちゃまずいだろうというのは一目瞭然。仮に不特定多数に向けた情報発信の能力を持つ存在と定義するのなら、それはYouTubeに投稿できる機材とスキルがあればいいとか、ツイッターで一定数のフォロワーがいればよいってことになる。

そう、つまり、「報道」は誰でもが成れるってのが、今の時代なのだよね。そのパワーが大きいか小さいか、昔からあるのか最近できたのか、その違いだけ。そう考えれば、今の報道界隈のあれこれも、違って見えてくると思うんだな。

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このページは、不破雷蔵が2018年4月21日 07:08に書いた記事です。

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