組織は生き物のような行動を示す

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経験則とか自分が会得した知識や情報とか、それらがいつの間にか露呈してしまうってことは結構ある。指摘されているような話もまた、その一つ。組織内の行動において、必ず誰か特定の人物が指図をしたはずだというもの。個人個人のやり取りで済んでしまう仕事しかしていないのなら、それがすべてであり事実ではあるのだろうけど、組織内での行動となると、それは「そういうのもあるよね」レベルでしかない。

組織というのはある程度の人数が集まると、決まりが作られ、作業工程がテンプレ化され、内部ルールが設けられ、各種業務が流れ作業化し、指図が無くても物事が動いていく部分が多分にある。そういう効率化がなされるために、組織というものは存在する。組織そのものが生命体のような働きを示すようになる......というか、そのための存在なんだよね、組織って。

生命体ってのは個々の細胞や器官の意思(あるのかないのかは別として)とは別に、全体としての生命を維持するために自律的に動いていく。また、個々の細胞や器官にしても、DNAという設計図を基に構築されていく。


組織そのものが人の意識を持つかのような動きを見せる。そこにはそれを構成する個々の要素の意思などお構いなし。指摘されている通り、まさに「法人」というやつだ。

まぁ、中には多かれ少なかれ、内部の独自系統だったり既存組織内の命令系統に従って、個別の判断で動くケースもある。だがそれがすべてでは無い。個別行動のすべてに、何らかの命令が働いている、その命を下したものがいるというのは、単なる妄想でしかない。あるいは個人自営業者に限ったお話、かな。

            

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このページは、不破雷蔵が2018年3月29日 06:39に書いた記事です。

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