子供はいつもランダム要素で動く

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子供への安全紐の時に何度か話が出た記憶があるのだけど、似たようなやり取りが先日あった。子供に勝手にあげちゃいけない類のお菓子をあげてアレルギーを起こしたり呼吸困難に陥ったりしたというケースが挙がり、それを受けて「あげた人を非難するのはかわいそう」「監視していなかった保護者が悪い」という意見があってのツッコミ。まぁ、その類のご意見はどのような場面にでも登場するし、そのような声が増長されやすいのがネットの特性だから、「お前が思うのなら以下略」でいいとは思うのだけど、下手に黙っているとそれが正論であるかのように扱われかねない。

ゲームで例えると、子供には行動性向のテンプレートが無い。いつでもイベント発生のサイコロを振り、6が出たら突拍子もない、大人が想定し難い行動を取る。大人は自分の経験と知識を条件選択肢として用意して、色々と判断をした上で口にしたり行動をするのだけど、子供にはそれらがまだ備わっていないから、思い付き、さらには思う前の条件反射がそのまま実行動に移されてしまう。きれいだなと思ったら、火鉢の中の燃え盛る墨にでも手をつけようとする。


「子供が生き延びているのは運」。非常に重い言葉。昔と比べると色々な知恵や工夫で確率は下げられたりサイコロを振ること自体を留めさせられるようになったけど、それでもなお子供がハイリスクのイベント発生のサイコロを突然振ることに違いは無い。それで生き延びれるか否かは運次第。

保護者が監視しなかったから云々というのは、一定レベルのものを超えていた場合、無茶言うなという反応しかできなくなる。確実性を求めるのなら24時間監視ができる保育器の中に子供を閉じ込めておかなきゃならなくなる。それこそ生まれたばかりの乳児のような状態を、ある程度知恵がつくぐらいにまで。それは人道的にどうなんだろうか、SFみたいな話になる。けれど、「保護者が見ていなかったのが悪い」という責めは、時としてそれを求めるのと同じ意味となる。

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このページは、不破雷蔵が2018年3月11日 07:04に書いた記事です。

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