不法行為に慣れるとまともな社会生活を送れなくなる、別の世界に足を踏み入れてしまう

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慣れとか学習とかいう表現をすれば分かりやすいかもしれない、少々怖いお話。ちょっとしたように見える悪事は、それほど罪悪感を持たずに果たすことができる。あるいはそれが悪い事だという認識すら無いのかもしれない(知らない、教えてもらっていない、理解できていないなど理由は多々あるけど)。

しかしその行為に慣れてしまうと、そのレベルのズル、不法行為が自分にとっての判断基準となる。普段からつまみ食いをしているとつまみ食いが当然の行為となる、常日頃から信号無視をしていると、どのような場でも信号を無視して横断してしまうようになる。その慣れ、学習した結果は、世間一般の常識、決まり、倫理からは外れているもので、それが標準軸となってしまった人は、普通の世界からははみ出した存在となる。

自分が世間一般、社会全体からずれていることに気がつくと、そこで元に戻れればいいのだけど、それができるようなら最初から慣れたり学習などはしていない。多分に自分を正当化する。裏技的なもの、正直者が馬鹿を見る、これこそが真理だ、自分は正義だ、自分は弱者だから許される。まぁ、色々と理由づけはできる。あるいは新たな理論を自ら構築するとか、どこかから持ってくるかもしれない。

それで本人が満足するのなら別にいいのでは、との考えもある。しかしそれによりその人が引き返せない領域に沈んでしまうのは悲しいことではあるし、他の人も巻き込もうとしたリ世間を騒がすのは、勘弁してほしいものではある。

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このページは、不破雷蔵が2018年2月28日 06:48に書いた記事です。

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