「都合のよい条件で引き受けてくれる人フォルダ」に入らないようにするために

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以前にも何度か「次からは正規の価格でやるから」「今回は初めてなのでこの価格で」といった形で、仕事の内容そのものでは無くて別の理由でコストパフォーマンスの悪い仕事の条件を提示される事がある。そもそもお試し価格というのは商品やサービスを提供する側が提示するものであって、仕事を発注する側が求めるものじゃあないのだけどね。で、そういうアプローチをしてくる人は、大抵において二度目は無かったりする。あるいはあっても、話にあったような正規の価格とか好条件での契約は投げてこない。

これってよく考えてみると、指摘の通り発注をした側は「このコスパで引き受けてくれる」というフォルダに入れてしまったのだなあ、という感はある。受けた側は納得のいかない条件で次からは、と思っていても、発注側は「これがずっと通用する」との認識をしてしまう。低コストで、無茶な条件で引き受ける、都合の良い人だと見なしてしまう。

結局のところ、一見さんでも「今後は良い条件で」と人参をぶら下げてくるような場合でも、納得のいかないレベルのコスパを展開するアプローチには応じないのが、中長期的には一番なのだろなうあ、と。

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このページは、不破雷蔵が2017年11月13日 06:30に書いた記事です。

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