電車内でのひとときが未来のような流れに

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電車内でのSNSの閲覧のさなかに自分の興味がある本の存在を知り、それを電子書籍で購入して、電車から降りる時にはすでに1/3ほど読み終えている。なんかちょっとハイソなエッセイみたいな流れの出来事だけど、一昔前なら確かに想像すらできなかったお話。

昔だったら......電車内で新聞を読んでいて尊敬している人の新刊が出たことを広告で知って、その部分をチェックするなり切り抜いておいて、電車から降りた後に本屋に足を運んで探し、見つかれば購入できるけど、無ければ帰りがけに近所の本屋に立ち寄って注文し、到着を待ち、数日後にようやく入手できる。その頃には新刊の存在を知った時のモチベーションはどこまで低下しているのか。

何かをしたいと思った時の衝動が、すぐに実行に移せてその反応を体感できる。インターネットの利点はまさにこの点にあるのだけど、それがスマートすぎる形で行われていくのは、芸術的ですらある。このプロセスが当たり前になると、考え方とか行動様式とか決断までの思考法なども、これまでの人とは異なってくるのだろうなあ、という気もする。


デジタルエイジとかいう表現もあるけれど。確かに今の子供達は幼い時からインターネットの存在を知っていて、それを使えるという前提で意志決定をしたり行動をしているのに慣れている。「古い地球人」的表現をイメージさせられるけど、一部の大人にとって今の子供達の動向は、まさに自分達が理解できない世界に居る異星人のように思えるのかもしれないな。

            

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このページは、不破雷蔵が2017年10月30日 07:15に書いた記事です。

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