「国語に関する世論調査」と言葉の定義と

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先日文化庁から発表された、毎年恒例の「国語に関する世論調査」。本家サイトでの精査はどたばたしていることもあって来月に入ってからとなってしまうのだけど、ちょいと興味深い意見が有るので覚え書きも兼ねて。

例の、複数の意味合いを持たれてしまったり、別の表現が使われてしまう文言について、意味は無いじゃないかとするお話。一理はある。


要は言葉の移り変わりは日々起きているのだし、昔から誤用的なものとか別の意味の解釈もなされているのだから、それをわざわざ文化庁の報告書でツッコミ入れなくてもいいのでは、というところ。

これねぇ。言葉の使われ方がどのような変化を見せているのか、その記録としては非常に有意義ではある、というのが当方の考え。どちらが良い、悪いというのではなく、調査時点ではこれぐらいの人がこの使い方をしていたよ、というのは、数字化することで、大変価値のあるものとなる。

他方、文化庁も一つ明らかな問題点が。ネット上に公開されている報告書を見ると分かるのだけど、この報告書って実は、調査の全結果のうちのごく一部の抜粋版でしかないのだよね。全体版は総務省のデータベースe-statにも収録されていなかったりする。あるいは文化庁に足を運べば冊子版として存在しているのかもしれないけど。その全体版が無いので、色々な、あらぬ思惑が生じてしまう。

公開したくない、できない理由もいくつか考えられるけど、文化を正しく維持するのが文化庁の役割ならば、さくっと全体を公開すべきではないのかな。

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このページは、不破雷蔵が2017年9月22日 07:21に書いた記事です。

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