アマゾンがついにダッシュボタンまでバーチャル化した件について

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今朝がた興味深い書籍を見つけてアマゾンのほしいものリストに加えようとしたところ、なんだか違和感。「ほしい物リストに追加する」の下に、「バーチャルダッシュに追加する」というリンクが加わっている。ハッキング? 一応調べてみたけどそんなものではなかった。ではなんだろう......。

アマゾンジャパンは8月23日、Amazon.co.jpのWebサイトとスマートフォンアプリに、2タップで日用品の注文を完了できる「バーチャルダッシュ」機能を追加した。ボタンを押すと商品が届く専用デバイス「Amazon Dash Button」と同じ機能をWebサイト(アプリ)上で実現。プライム会員向けで、追加料金なしで使える。

ということで確認したところ、先日展開を開始し色々と話題を呼んでいる、アマゾンのダッシュボタンのバーチャル版。アマゾンのショッピングアプリなどにダッシュボタンを設定できて、ぼしぼしと押すだけでダッシュボタンと同じ役割を果たす(厳密には一度押すと注文確認、もう一度押すと確定)。

まぁ、ダッシュボタンは基本的に自宅に固定する形で使うので、持ち歩いて押す=注文することはできないから、こんな形でのモバイルなダッシュボタンの需要が生じるのは理解できる。「日用雑貨って一日、二日ですぐに途切れるようなものでもないし、わざわざ出先で注文する必要があるのかな」という感もあるのだけど、記事によると「より一層、注文までのハードルを下げたい」という思惑があるという。まぁ、確かにアプリをいじっていてふと「そろそろ切れるころかも」と注文する気概が出てくるってのはありうる。

便利なことには違いないし、買い物困難者対策にも一役買いそうな気がする。同時に、まだ具体的に言葉にはできないのだけど、懸念のようなものも頭の中でぐるぐる渦巻いているのも否定はできないのだよね...。

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このページは、不破雷蔵が2017年8月24日 06:49に書いた記事です。

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