依頼企画ものの話と「仕事」の依頼ができない人と

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ちょっとタイトルのニュアンスがずれているかもしれないけど、そんな思いを抱かせたお話。「その1」は序文みたいなもので今件には必要ないので「その2」のみ。SNS(ソーシャルメディア)で情報を開示して公募的なものを成すと、当然その情報を取得してアプローチをかけてくるケースが出てくる。ただそのアプローチはハードルが低いわけで、当然お仕事としての常識とか、相手も人間であり、お仕事をしている対等の立場の人、むしろ依頼をするのだから上に居る人であることを理解しない、しようとしない、できないケースってのが多々ある。

その具体例がこの話。当方には今件が実在したかを確かめるすべはないけど(単なる出まかせだと指摘されたら「そうかもね」としか返せない)、似たような話は実体験も合わせ色々と見聞きしているので、どこにでもあるんだろうなあ、と再認識させられる。

検索してもらえばすぐにわかるけど、「岩石スープ」の事例も多々ある。いや、上の指摘の中の最初のケースも半ば「岩石スープ」かな。最初に契約をがっつりと提携して、これ以上は別料金ですし、応じるか否かはその都度判断した上でとやっておかないと、あれもこれもと言い出してくる。まるで自分の子供にお手伝いをさせるかのように、自分の部下に仕事を投げる時のように。


メディアで表示されていたのは「鋼の錬金術師」で有名な等価交換の話。何かを得ようとするなら、それと同等の代価が必要って部分。まぁこれは錬金術に限った話ではなく、世の中の理ではある。

ところが困ったことに、そのような所業をなされる方々は得てして、自分達の行動を間違ったものであるとか、やってはいけない事との認識を有していない。当たり前の事、あるいは仕方がない事などという考え方。下手をすると逆切れ、開き直りもある(いずれもされた経験あり)。「大人のルールだ」「社会の常識だ」という主張。


お金は汚いものだ、やましいものだという考え方が一因なのかもしれないなあ、という感じもする。何かにつけて金の話をするのもどうかと思うけど、結局それはケースバイケースであり、するべき時にしないのでは、逆に状況が悪化することにもなる。そもそもお金には綺麗とか汚いという話は無い。

お金っていったい何なのだろうという、概念部分での正しい理解認識を、もっと普及浸透させるべきだとは思うだけどね。サービス残業という名のただ働きとか、意味を違えているボランティアという言い回しとかも、結局そこから連なる話だと思うのだな。

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このページは、不破雷蔵が2017年7月31日 07:28に書いた記事です。

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