ロボットはカネを生まない

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ひとつめの図版はありがちなものでぱっと見すると「ああそうかもな」と思うのだけど、先日のコンビニでの自動レジ化周りでも言及したように、ロボット化は得てして人の仕事を奪い、できる人とできない人の区分化を明確化してしまう。できない人の部分がロボットに代替されるわけだから。産業革命の時と同じかな。

マンガのSF作品などでも、日常生活にロボットが入り込んで家事のあれこれはロボットがしてくれる......というのがあるけど、よく考えてみればロボットが無料で配給されるわけでもなく、それを有するのにはそれなりのリソースが必要になる。また、家事をしていたであろうお手伝いさんの仕事はロボットに置換されるので、仕事が奪われる=稼ぎ処がなくなる。


指摘されている通り、人でもロボットでも動かすのには運用コスト、つまりリソースがかかる。それをどこから持ってくるかを考えなければ、ロボットが世界を救う云々ってのは机上の空論でしかない。

ロボットは一部の人や企業を支えてくれるけど、社会全体を支えるわけじゃない。そりゃ確かに個人ベースで失われた、劣化した機能をサポートしてくれるのは間違いないけれど。ドラえもんか何かに出てきた機械のように、スイッチを押すだけでどんどんお金や食料を吐き出してくれるようなロボットならいざ知らず(だからこそ「スタートレック」に登場するレプリケーターこそが、本当の意味での「社会を支えるロボット」なのかもしれない)。

また「日本の社会と福祉の構造及び仕組み」とあるけど、これは日本に限った話では無い。インターネットをはじめとする技術革新で社会全体は進歩したけれど、人々のライフスタイルはどこまで楽になっただろうか。昔のSFアニメに出てきたように、平日でも1時間出勤してあとはずっと自由に過ごせるなんて時代は来ただろうか。かえって忙しくなったよね。

            

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このページは、不破雷蔵が2017年5月14日 07:57に書いた記事です。

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