アマゾンが大工や建設関連の職人向けのストアを新設

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【プロ工具ストア(アマゾン)】

一方で、建築に携わる大工・職人などプロフェッショナルの方からの工具類へのニーズが年々高まっており、この度、建築現場で必要とされる電動工具・エア工具、各種交換パーツといったプロ向け商材を中心に取り揃えた「プロ工具ストア」をオープンしました。このストアでは、まとめ買い可能な商品を新しく取り揃え、品揃え充実させています。また、職人向けのリフォーム情報およびスピーディーな配送といった利便性を提供し、工期短縮や多能工活用への期待が寄せられている建築業界に携わるお客様ニーズにお応えすることを目指しています。

アマゾンではこれまでもDIYなどのような個人ベースでの大工作業に向けた多種多様なアイテムの展開を行う「DIY・工具ストア」、さらにはリフォーム向けの「リフォームストア」の展開を行ってきた。それらはすべてBtoCを前提としていたのだけど、今回登場する「プロ工具ストア」は個人の職人とか中小規模の企業向けのBtoB向けともいえるストア......と理解すればいいのかな。何しろ個人ベースでこんなに大量には必要ないだろ的な買い方もできるようになっているし。

便利といえば大変便利。例えがちょと雑だけど、業務スーパーの工具版だと思えばよい感じ。一回の注文で大量の注文があれば、それはそれでアマゾンも利益を得やすくなるし、買い手側も確実にスピーディーに調達ができるのでありがたい。

......ただ、この類のお店の浸透と共に、これまで調達先となってきたお店の売り上げは確実に減退してしまう。小規模の工具店とか、自社展開していたネットショップとか、お腹がキリキリしているんじゃないかなあという感はある。劇的な変化はすぐには表れないだろうけど、少しずつ、確実に影響は生じてくるような気がする。

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このページは、不破雷蔵が2017年1月20日 06:37に書いた記事です。

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