国会内でプラカード的なものが使われた場合、映像・画像報道ではモザイク処理をすべきではないか

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先日の年金制度改革法案に絡んだ委員会採決において、一部先生方が強行採決云々と主張される可決の時の映像報道。以前から「議会内に関係のないプラカードを持ち込むのは不当・不法ではないか」とツッコミを入れているのだけど、どうやら解釈としては「あれは資料だから問題ない。厚手のプレートで無く紙なんだし」ということらしい。

一休さんとか吉四六とんち話かよ、というさらなるツッコミもしたくなるし、そのようなあいまいな解釈が通るとなると、例えば「戸籍謄本」「委員長の携帯電話紛失事件」「携帯電話代やコーヒー代とかプリカ問題」「自動車のプラグ」と書かれた「資料」をずっと立てかけておいたらどのような反応を示すのだろうか、と思ってもいたりする。先のが良いのなら、それも良いのだよね、と。

で、この映像・画像で覚えた違和感について、よく考え直してみると、ふと気が付くことがあった。なぜ持っているプラカードのメッセージがすべてよく読める状態になっているのだろう。議長に向けて主張するのなら、議長に向けてプラカードを見せているはず。しかし実際には映像に映りこむように、むしろよく映るような形で掲げている。持っている議員の顔の向きとプラカードの向きを見れば、明らかにテレビうつり、写真うつりを前提としている。

プラカードの利用が議長などへの抗議の表現手段ですらなく、テレビ・写真映りを前提としているのであれば、これは十分以上な議会内での宣伝行為に相当する。これを報道としてそのまま映像資料的に使うのは大変問題がある。そこで、メディアで配信される映像・画像に関しては、一連の「プラカード」の文字にはすべてモザイク処理を要請する必要があるのではないかと思う次第。

「議会内の議事中にメディアへ向けた明らかなパフォーマンス、自己PR的なものが許されるのか」「公的なメディアで特定議員の応援をすることが許されるのですか」的な正当な理由がある。例のスタンディングオベーションですら大騒ぎしたのだから、それより数段階も悪質に違いない。

生中継では難しいだろうけど、ニュース映像などでなら十分モザイク処理は可能なはず。もしモザイク処理に反対する界隈があれば、「あれは元々資料であり、プラカードではないのでしょう?」と突っ込まれてオシマイなのだけどね。

            

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このページは、不破雷蔵が2016年11月26日 07:42に書いた記事です。

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