被害者やその関係者の実名より、記者の実名化をした方が記事の信頼性は上がるかも

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新聞やテレビなどの報道界隈で、昨今特に主張されている要件の一つにあるのが、「事件における被害者やその関係者の名前をはじめとした個人情報の暴露公知」。今件そのものはすでに何度となく伝えているけれど、社会全体に深く記憶させることを大義名分とし、その旗を大きく振り回している状況。

ただその実用性がどれほどのものかは疑わしいし、昔と比べて情報の性質は変化しており、弊害の方がはるかに大きくなっているため、その大義名分はすでに通らないものとなっている。

加え、実名を出すことが受け手側の心に刻む云々というのなら、それこそ発信者の名前を実名として公知すべきではないか。その切り口は思いもよらなかったし、一理ある。スーパーなどで見かけるお野菜のパックのように、生産者の名前と写真、さらには詳細なスペック。これならば「実名を挙げた方が読者の心に刻むことができる」なる主張にも合致する。


他方、すべてではないけれど、海外の新聞社、特にウェブへ力を入れている界隈では、このような仕組みはすでに導入されている。記事巻末には記者の名前、そしてリンク。リンクをたどるとプロフィールページと過去の記事一覧。日本でも例えばヤフー個人ニュースのような投稿型記事コーナーではすでに導入がなされている。本来の新聞記事でもそれは十分以上に容易に可能なはず。

実名報道を語るのなら、まずは自らの記事の記名化と、情報の開示。そこからはじめてほしいものだ。

            

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このページは、不破雷蔵が2016年10月20日 07:12に書いた記事です。

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