1日27リットル飲み続けると健康に影響を及ぼすおそれがあるミネラルウォーターが回収された件

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山梨県西桂町の会社が製造し、名古屋市の会社が販売していたミネラルウオーターから、基準を超える臭素酸が検出されたことが分かり、県は4万5000本余りを回収するよう命じました。


山梨県によりますと、今月24日に西桂町の工場で製造した一部の商品を検査したところ、8月15日に製造された商品から、食品衛生法で定める基準値の2倍にあたる1リットルあたり0.02ミリグラムの臭素酸が検出されたということです。


先日ちらほらと目に留まったミネラルウォーターに関わるトラブル。放射線周りの話がどうとかいう与太話が出てきたので、まあまたネタ的なものだとスルーしていたのだけど、相次ぎどこぞの面白フェイクニュースみたいな表現がマジモノの報道として伝えられたので覚え書き。

記述にある通り回収そのもの自体は仕方が無いし当然の話。決まりがあってそれを逸脱するものを商品として提供するのははばかられる。ただ、それに乗じて大騒ぎをする界隈はいかがなものかという感はある。県側の発表「毎日27リットル余り飲み続けた場合は、健康に影響を及ぼすおそれがある」というのもおそらくはそれを踏んで、「問題があることには違いないけれど、実質的には無いものとみて安心して回収されるのを待つだけでよい」との意味合いで表現したのだろうなあ、と。

ご承知の通り、1日27リットルの水を飲んだら該当する臭素酸で健康に影響が生じる可能性が体現化する前に、他の問題が発生するまでの話。震災以降良く指摘されている、量の問題だね。だまされる人はコロっとだまされるだろうから、一種のテストみたいなものになっているのかな、今件事案は。

まぁ数年も経つとこの話、ネタ的なものとして一部曲解されて語られる可能性もあるだろうから、【インターネットアーカイブの記録】と共に覚え記しておこう。

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このページは、不破雷蔵が2016年10月30日 06:30に書いた記事です。

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