イギリス国民投票で市場が大きく動いた一日

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ここ数日本家サイトの株式市場雑感でも触れていた、イギリスのEU離脱か残留かを問う国民投票。これで一発本決まりってわけではなく(投票結果に法的拘束力はない)、この結果を受けて議会で色々と討議をすることになるのだけど、議会の構成員である議員も国民の投票結果で選出される以上、選挙民の動向が多分に反映されるわけで(好き勝手やると次で落とされる)。

で、結果としては僅差ながらも離脱派が勝利したことで、イギリスのEUの離脱の可能性がケタ1つ上がったことから、あちこちで連鎖反応なり思惑が生じている。開票時には色々な有力サイトが興味深い見せ方で色々と分析をしていたのだけど......まぁ、日本時間で午前10時ぐらいから「あ、離脱派が有利だな」という雰囲気があり、そのままずるずると。


先物でサーキットブレーカーが発動するわ、為替が異様な動き方をするわ、リスク回避で株式現物が投げ売りされるわでエライ騒ぎに。下げ率はともかく下げ幅ではリーマンショック以上のものに。リーマンショックを経験した人にはある程度耐性ができているからいいけれど、そうでないと卒倒しちゃってる人もいるかもしれない。FX周りでは少なからぬ億万長者と破産者が生まれたとの話が大型掲示板周りで見受けられるけど、見なかった事にしよう。


僅差ながらも離脱派が勝利した原因については多方面から分析がなされているけど、昨今の選挙関連の話では共通のテーマでもある世代間格差とか地域格差に加え、EU内に存在することのメリット・デメリットの点でイギリスがあまり美味しい汁を吸えなかった、むしろ離脱した方が自らにとってはプラスになる、少なくともこれ以上マイナスにはならないのでは、との見方が正しいようだ。昨年から問題視されている移民問題もあるし。

しかしスコットランドの独立問題再燃とか、英首相退陣宣言とか、一気に混迷化した感はある。繰り返しになるけど今回の投票は法的拘束力は無く、あくまでも国民の意思を確認したのみ。ただ、これを受けてEU各国でも離脱の是非を問う投票をしようとの声が挙がっているのも事実。ある意味、衆愚政治となりかねない感はあるのだけどね。

ともあれ、ここしばらくは荒い市場動向となることは間違いあるまい。頭の痛い話ではある。

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このページは、不破雷蔵が2016年6月25日 06:51に書いた記事です。

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