新聞記事の取りこみ画像やキャプチャがネットにアップされると信ぴょう性の高さを覚えるけれど

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権利関係を考慮すると多分に微妙なところがあるのだけど、記事内容が本当に紙媒体に掲載されていることを裏付けたり、知らしめたい図版などがある場合、それをデジカメなどで撮影したりスキャナで取り込んでデータ化した上で、ソーシャルメディアやブログに掲載するケースがある。ネット上の情報は得てして容易にコピー&ペーストされるので、一次発信元が特定でき相応の信頼性のある場所で無い限り、疑問を抱かれることが多いから、それら紙媒体経由の情報は、それだけで一定の「確証性が高い」とのお墨付きが読み手から与えられることになる。いわば肩書や保証書みたいなもの。

一方で、この「紙媒体からの情報だから相応に信ぴょう性が高い」という無意識の信奉を逆手にとる形で、取得元の紙媒体の確証度がイマイチなものでも、それをデータ化してネットにアップする事で、非常に信ぴょう性の高い情報として錯誤させるケースがたびたび見受けられるようになった。「官公庁や信頼のおける研究機関からのデータをもとにしました」といった類の注意書きが書かれていれば、さらに信ぴょう性はアップする。

しかしそのような類のものは「解釈が間違っている」「データそのものの見せ方が恣意的」「書かれている内容そのものに間違いはないが、そこから導き出している結論が間違い、あるいは誤誘導、意図的に実態の一部を隠して一部だけを強調している」という、悪意のあるものなのか物事の道理を理解できていないケースが多い。

図版の取得元が書かれてあれば意図はある程度把握できるのだけど、その類の怪しげな取り込み記事に限って、取得元の記述が無い。画像検索をしてもツイッターやらFacebookやらブログ上をぐるぐる回しているだけで、どこにも取得元が書かれていなかったりする。


繰り返しになるけれど権利上の問題を考えると、報道目的以上の理由で掲載記事の画像を使うのは色々と微妙。なので、この類の画像の場合、指摘されているような具体的な抽出元が明記されていない場合、原則はスルーするのが無難。最悪、新聞の記事のような原稿を仕立てあげてそれっぽくプリントアウトして、それをスマホなどで撮影して...なんてこともできなくはないからね。全部は無理でも、一部をコラージュするぐらいなら容易にやられてしまいそうだ。

            

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2016年5月 6日 06:58に書いた記事です。

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