無料と廉価販売の違いと、廃棄処分の食品の問題と

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先日の九州・熊本地震に絡み、各方面で緊急的な日用品の供給強化がなされているようで、一部チェーン店では山盛り状態の状況が生じている。平時におけるオーダーミスとか、先の震災の時の在庫処分的な状態では無く、とにかくまずは送りこもう的なものが。あと個人的には「安心感を与える」という心理的な側面もあったんじゃないかな、という感はある。先の震災で空になった商品棚に対する絶望感は、お客に大きな衝撃を与えることになるからね(写真を見るたびに思い出す)。無駄と思われるかもしれないけれど、山盛りになった商品は、それだけで日常感を、安心感を想起させる。

で、今件食品などに対し、無償でないのはなぜかというツッコミが少なからずある。ただよくみれば分かるけれど、その多くは緊急救援的な意味合いもあり、非常に廉価なものとなっている。なぜタダで無いのかは説明の通りで、無料にすると無駄に持っていく人が山ほど出てくるのと、あとはレジを通す事で食品の需要をより明確に把握することができる。コストの発生により、必要以上に持っていく人は少なくなるから。

これ、社会保障費、特に医薬品周りでも言えること。タダにしたり思いっきり割引過ぎると、コストを気にせず濫用してしまう筋が必ず出てくる。これは人間の性として仕方がない。仕方がないからこそ、それにより発生する弊害を回避しなければならない。


当然、このような話も生じてくるけれど、これは発生しうる損失のレベルで、非難糾弾されるいわれはない。それを悪しきものとして報じる報道界隈の無理解というか、意図的な煽動ぶりには、「報道ってなあに?」と首を傾げたくなるばかり。まぁ、これが数週間続くようなら、管理面で問題があるとして、ツッコミされても仕方がないけどね......

......ってあれ? 新聞大手の「押し紙」って、まさにその「需給を見極めていない」状態に他ならないんじゃないかな?

            

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このページは、不破雷蔵が2016年4月22日 07:42に書いた記事です。

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