警報音やアラームをなじみのある「警報」にしてみたい

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先の震災後にも何度か触れているけれど、緊急地震速報の際のあの警報音は、多くの人が気が付いて危険を覚えるようなものに、意図的にしているとの話。それもあるのだろうけど、効果は絶大である一方、多分にトラウマ的なものを持っている人が少なくないのも事実。単に携帯電話などからの音だけでなく、テレビ番組で反復的に「報道」としての大義名分で出されるのもあるんだろうなあ。これ、何らかの規制を設けるべきだと個人的には思う。例え状況当時の報道映像であっても、警報としての意味で用いているあの音は流すな、的な。

で、その地震速報の警報音に限らず、生活の上で聞く機会がありえる警報音に関して、トラウマになるのは「ヤバい事」との連動性しか記憶にないからだと思うのだな。そこで、「警報」だということをしっかり認識でき、かつそれ以外の記憶との連動もされるものであれば、トラウマは多少なりとも薄らぐ気がする......ということで、「アラームをホワイトベースの警報音にしたい」にはなるほど感。

単にタイマーとか寝起きのためのアラームでも、ホワイトベースの警報音だと結構いいかも。「おぅ、起きなきゃ」って感じするものね。元々アニメなどで創られた警報音は、独自のメロディではあるけれど、同時に「いかにも警報」って感じで創られているから、ばっちり来るはず。


そういや以前、ドリフのあの曲を緊急地震速報の音に差し替えるってのもあったけど。こんな発想も十分ありだと思う。心理学方面の専門家による検証がしっかりと成されれば、相応に認められる気もするのだけどね。

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このページは、不破雷蔵が2016年4月17日 06:46に書いた記事です。

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