ユーチューバーの多分はお昼のワイドショーに登場する「一山いくら」のコメンテイターと同じ

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無論、すべてがすべてというわけではないけれど。新商品や注目してその中身を確認したいアイテム、サービスをYouTube上で検索すると、往々にしてユーチューバーの動画がずらりと並ぶ。大体サムネイルがそれっぽい感じなので(サムネイル詐欺の場合も多々ある点も合わせ)すぐにわかる。事件性の高い、速報性が求められるようなものの場合は、特にその傾向が強い。

で、それらの動画でももしかして......ということで再生すると、もしかもかかしもなく、予定調和的な「使えない」動画でしかなく、途中で再生を止めたり、ブラウザの戻るボタンを押す次第。

結局のところ、それらの「役に立たない動画」ってのは、多分にお昼のワイドショーでずらりとテーブルに並んでいる、何だかよくわからない居酒屋の雑談的な内容の言葉をやり取りする、一山いくらのワゴンセール的なコメンテイターの弁と同じなんだなあ、という感はある。欲しいのは時折登場する専門家の言及や、当事者の解説であり、該当事案について知識の無い人の「個人の感想」的なモノは必要ない。時間が有り余っていて、ぼーっと見ながら時を過ごす際のエンタメとしては有益だけれど。

この類の「提供されるラインアップ」と「本当に欲しいもの」のずれってのは、検索エンジンによる検索結果のウェブ一覧にもいえること。物凄い雑な例えになるけれど、警察の各種統計資料が欲しいのに「警察が登場する本ならこれが一番売れているよ」と亀有公園前派出所をお薦めされたり、江戸時代の積み木細工的な木製の玩具の実情を検証するため「まずは実物を」とばかりにおもちゃ屋へ足を運んで尋ねてみたら「積み木系なら今一番これが売れてます」とマインクラフトやドラゴンクエストビルダーズを進められてしまうようなもの。違うよ、全然違うよ。今売れているものと、探しに来た人が欲しいものとは必ずしも一致しないんだよ。

今のYouTubeの検索(に限らず検索一般)は、絞込み機能の中に「信頼性」や「雑談性」の類の指標が無いのが困りもの。情報の裏付けが無いまとめサイトやネイバーまとめが、公式の企業サイトや専門家のページより上位に来てしまうのでは、情報の正確性に疑いがもたれてしまう。某ファストフードで何を頼んでも、その注文の10倍位の回数で「ポテトはいかがですか」と聞いてくるだけでなく、下手をするとチーズバーガーを頼んだのに「今これが人気です」とアボガドバーガーやチョコトッピングのフライドポテトが来てしまうようなもの。

ともあれ。ワイドショーのコメンテイターレベルの動画を検索対象としない......ってのは難しいだろうから、ログインしておけばその間は、一度指定したアカウントの動画は検索結果から除外するような機能が欲しい。要はフィルタ機能。逆に、特定アカウントの動画のみをチェックしたいのなら、そのアカウントのページ内で検索すれば済むのだからね。

            

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2016年2月 8日 08:04に書いた記事です。

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