発想の転換にオドロキな「アクセルとブレーキの踏み間違え防止ペダル」とは

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ワンペダルとは、事故を防ぐためにアクセルとブレーキを一体化させた世界で唯一 (※国内及び国際特許取得済) の『安全設計ペダル』です。


操作方法ですが、通常のオートマチック車はアクセルとブレーキの2つのペダルを踏みかえて操作します。一方、ワンペダルは1つのペダルに足を置いたまま操作します。足を右に傾けるとアクセル。踏めばブレーキです。アクセルをかけたままでペダルを踏んでもクラッチが外れてアクセルは効かなくなり車の暴走を防ぎます。運転中は、ペダルに常に足が乗った状態ですから「踏めば止まる!」という安心感から、心にも余裕をもって車の運転ができます。 とっさの時にでも「踏み間違い」「踏み損ない」「ブレーキの踏み遅れ」がありませんし、 ブレーキをかけるまでの時間(※空走距離)も短くなりますので、事故の回避、被害の最小化に大きく貢献します。


高齢者や運転初心者の事故の原因として、案外多いのがアクセルとブレーキの踏み間違い。特にパニックに陥るような状況の際に、ブレーキを踏むつもりでアクセルを踏んでしまい、逆に被害を大きくしてしまった的な話は、何度となく耳にする。加速と減速、相反する行為を同一の行動で、場所が違うだけのアクションで行わせるため、トラブルが生じやすいのかもしれない。塩と胡椒を同じ形・色の容器に入れておいたら、例え「しお」「こしょう」と明記してあっても間違えてしまうかも、的な。しかもその容器をしっかりと目に留めることなく、「いつもならここに塩の容器があるよね」的な感覚で手を伸ばし、容器をしっかりと見る暇もなかったら。

で、そのようなミスを防ぐために考え出されたのがこの「ワンペダル」。言葉通り、ペダルを一つにしてしまったもの。え、アクセルだけでブレーキ無いの? アクセルをしていない状態は自動的にブレーキになるとか?? と思ったらそんなおバカな話では無く。ブレーキにアクセルを追加したような感じになっているとのこと。

具体的にはペダルを踏むとブレーキ、右に傾けるとアクセル。とっさの行動では踏む行為の方がアクションをしやすいので、ブレーキがかかりやすくなる。踏み遅れのリスクも減る。この発想はコロンブスの卵。......というよりはアレかな。電車の運転用のマスコンレバーやブレーキダイアル的な発想を応用した上で足版にした感じかな。


ぶっちゃけると慣れるまでは結構な時間がかかるだろうけど、慣れてしまえば確かに色々なメリットがある。ホント、世の中には色々と考える人がいるもんだな。

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この記事について

このページは、不破雷蔵が2015年12月 6日 07:14に書いた記事です。

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