「違和感」をあまり馬鹿にはできないその理由

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初対面で覚える違和感。その違和感の背後には自分がこれまで体験してきた無数の経験や、そこから導き出された自分なりの結論が深層意識部分で掘り返されて検証され、アラートを鳴らしていると考えれば道理が通る。

思い返してみると、その類の違和感って、幼少時では体験しないよね。そこそこ経験を有する年頃になって覚え始めるようになる。子供の頃の一目ぼれが、結構イレギュラーな傾向を示すのも、その蓄積された経験が少ないのでぶれが生じるからと考えれば、非常に理解がしやすくなる。

表現方法を変えれば、言葉として体現化できない、自分が逐次更新中の辞書から導き出した速報的結論となるのかな。まぁ、それだけに、良く精査して見たら実は違ったってことも往々にしてあるから、直感なり第一印象だけですべてを決めるのもアレだけど、だからといってないがしろにするのももったいない。


就職にしても対異性関係にしても結局のところ、長期にわたり時間を共有する事ができるか否かの点では共通しているお話だよね。第一印象がとても大切ってのは、本来操作は難しい印象をある程度調整できる、そしてその瞬間に印象の底上げができれば、後である程度別の面が見えてきても、それなりに補正が可能(初期設定値が底上げされているから)だからなんだろうな。

パートナー周りの件は要するに「われなべにとじぶた」って言葉もあるよね、的な。無論、完璧なワンセットとしての鍋とフタってのもあるんだろうけど、自分が割れた鍋だったとしても、相応のふたはあるってこと(元々これ、自分を謙遜して、半ば自虐的な言い回しなので使い方には注意が必要なんだけどね)。

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このページは、不破雷蔵が2015年11月25日 07:46に書いた記事です。

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