子供向けの段ボール甲冑工作キットが登場第一弾は真田幸村と伊達正宗

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ジャポニカ学習帳をはじめとした各種文具を制作するショウワノート株式会社(本社:富山県高岡市/東京本部:東京都中央区、代表取締役社長:片岸 茂、以下ショウワノート)は、小学校低学年生向けに、着用可能で立体的な甲冑が作れるダンボールキット『着れちゃう!ダンボール』シリーズを作成しました。第1弾は真田幸村編と伊達政宗編の2種類を展開。価格は各2,480円(税抜・希望小売価格)で、11月25日より全国の一般文具流通を始め、東映太秦映画村、博品館TOY PARK銀座本店、Amazonにて取り扱います。(Amazonのみ11月30日より順次発送)


『着れちゃう!ダンボール』の組み立ては、のり・ハサミ・着色不要。①あらかじめ切れこみの入ったダンボールパーツをくり抜き、②折り畳んで組み合わせ、③プラスチックのジョイントパーツでつなげていくだけです。切り取りや貼り付けの間違いも起こりにくく、小さなお子様でも安心です。模様も含め着色済みのため、お部屋を汚すこともありません。


元々段ボールは容易に入手しやすく加工も簡単、不必要になったら燃えるごみで処分できるため、工作アイテムとしては非常に使いやすい。さらに半ばお遊び、半ばマジモノのコスプレやジオラマ用のツールとしては、随分と昔から活用されていた。他方、例の「とうらぶ」周りで特に戦国系の装備品に注目が集まるようになったことに加え、関連アイテムの投稿がソーシャルメディアなどでなされることで、不特定多数の人の目に留まり、当然子供達も興味関心を抱く...

......ということで、子供向けのコスプレアイテムとして段ボールを素材に選び、しかも対象に戦国武将の甲冑を選ぶってのは、実は時代を読んだ商品だったりする。もちろんリリースには教育指導要領が云々とはあるけれどね。

写真を見る限りでは、段ボールだからってなめたもんじゃない、なかなかの出来栄え。ごっこ遊び以上の素晴らしい完成度。これ、当然大人向けも需要が出てくるだろうし、自前で創る人も出て来るに違いない(そもそも戦国武将の甲冑には版権云々は無いからなあ)。戦国武将の甲冑のきらびやかさは皆が知る所で多種多様なものがあるし、他にも自前で足軽とか、さらには西洋のプレートアーマーなんてのまで登場しても......ああ、それはそれで素晴らしい気がする。

価格もそれぞれ2480円(税抜き)でお手頃。一種のトレンドが起きてほしいなあというのが個人的な願い。

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このページは、不破雷蔵が2015年11月25日 06:47に書いた記事です。

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