「カルビーポテト丸」なる船は実在する、いや実在した

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「ラノベ世界化する現実」ではないけれど、世の中可視化が進むに連れて自分の常識とは外れた世界線にあるような事実を知る機会を得られたり、画像処理技術の進歩で本物としか思えないような映像が実はコラージュだったりと、どうもリアルと想像の境界線があいまいになっている感は否めず、驚きのハードルも高いものとなりつつある。それでもやはり、船名として「カルビーポテト丸」なるものが書かれているものがあれば、驚きを隠すわけにはいかない。マジで!?

カルビーポテトは「物流」会社でもあります。ジャガイモ貯蔵庫の基本機能を船において実現したのが「カルビーポテト丸」です。長距離(北海道~鹿児島など)となる海上輸送でもジャガイモを最適な環境で運ぶことができます。

実在した。カルビーの子会社で、ポテトチップスの原材料であるジャガイモの安定供給のためのカルビーポテト社の船だった。つまり商品名の「カルビーポテト」の船では無く、会社名の「カルビーポテト」の船というわけ。まぁ、会社名が元々商品名からつけられている面もあるから、結局は同じなのだろうけど。しかも目的は会社の使命通り、じゃがいもの運送用。なんかかっこいいな。タンカーならば運ぶのは原油だけど、それと似たようなものか。そのままポテチを運んでいたら、もっと面白い事になっただろうけど。


で、「カルビーポテト丸」には帆船要素もある初代の船が存在していたこと、今回スポットライトが当てられた二代目も2013年には売却されて初代と共に海外で活躍中とのことも判明。三代目の話は見つからないので、専用船での輸送は無くなった感はある。

まぁ、YouTubeには動画も複数確認できるけど、実物を観ればやはり違和感を覚えるところもあるんだろうな。

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このページは、不破雷蔵が2015年11月 8日 06:48に書いた記事です。

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