歩きスマホ用のレーンが続々登場する時代

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少し前に当方の行動領域内に自転車と歩行者の利用エリアを分割した大きめの歩道、またアメリカでは通常の利用者と携帯電話を使いながら歩く人用の階段のエリア分けをしたところを紹介したけれど、どうも世の中はどんどん歩きスマホが日常茶飯事化する状況となっているようで、こんな外電が入ってきた。

話をざっとまとめると、タイのバンコクにあるKasetsart大学への通学路において、通常の歩行者と歩きスマホの歩行者とを区別するレーン分けが行われた歩道が創られたとのこと。長さは約500メートル。実証実験的なものも兼ねていて、実装前後の状況が計測されるとか、現地のトヨタがサポートしているなどの話もある。元々トヨタが応募した大学生による企画コンテストのネタだったそうな。

似たような話はすでに中国の重慶やアメリカのワシントンDCでも行われているとのこと。歩きスマホがすでに浸透しているのに加え、衝突などのトラブルの原因として問題視されているってのは、世界共通なんだなあと再認識させられる。

一方で、このような仕切り分けをするのには、相応の歩きスマホ利用者がいることが前提になるので、今件のような大学など教育機関の周辺とか、ビジネス街などでないと難しいのだろうな。日本の場合は...ただでさえ自転車周りの法改正で歩道の狭さが改めて問題になっていることもあるので、よほど面積上余裕のある場所でないと難しいかもしれない。

それに、自転車に乗りながらスマホを操作している人も少なからずいるからねえ。ああ、それは有無を言わさず取り締まればよいのか。

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このページは、不破雷蔵が2015年10月26日 08:05に書いた記事です。

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