入れ物そのものを景品のパーツにしてしまうという発想の「カプキャラドラえもん」

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株式会社バンダイ ベンダー事業部は、2015年10月28日(水)よりカプセルからパーツを取り出し組み立てると、ビッグサイズのドラえもんのフィギュアができる「カプキャラドラえもん」(全4種、1回300円/税込)を自販機専用カプセル商品(ガシャポンR)として発売します。


本商品は、球型のカプセル部分をドラえもんの顔として利用しており、ガシャポンRから出てきたとは思えないボリューム感が特徴です。ドラえもんの顔がデザインされたカプセルの中には、胴体部分とひみつ道具のパーツ等が入っており、それらを組み立てると約9cmのフィギュアになります。通常捨ててしまうカプセルも商品の一部として利用した、ごみが出ないエコな商品です。


ガチャガチャの容器は基本的に球形なので(最近は筒型のものあるようだけど)同じ発想が利用できるパターンは限られてくるけど、切り口としては非常に面白いと思ったのが、この「カプキャラドラえもん」。ドラえもんの頭部が球形なのを利用し、ガチャのカプセル部分をそのまま景品となるドラえもんの頭部に流用してしまおうというもの。パーツが容器になっている、そんな感じ。

今件は本体部分の一部としてカプセルを用いたのだけれど、他にも情景用・演出用の部品として使うことで、カプセルをも有効活用する手法が、今後のガチャで登場するかもしれない。確かにガチャガチャのカプセルって必要不可欠ではあるんだけど、中身を取り出した後の邪魔度合いはハンパないからね。

問題提起の観点でも、高い評価を与えたいシリーズには違いない。

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このページは、不破雷蔵が2015年10月24日 06:23に書いた記事です。

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